うつ病の種類はこんなにあるの?さまざまな薬が処方されていた

うつ病 種類 薬 処方

 

日本では、年々患者数が増え続けているうつ病。そんなうつ病にはさまざまな種類(特徴)があり、処方される薬も症状(重症度)等々によって変わってきます。

 

ここではうつ病の理解を深めるために、うつ病の種類/薬について触れてみたいと思います。

 

 

うつ病の種類はこんなにあった!

 

うつ病 種類 薬 処方

 

うつ病は、自分自身の気分/感情による問題であることから「気分障害」ともいわれています。そしてうつ病は、大まかに2つの種類に分類することができます。

 

大うつ病

大うつ病とはうつの強い症状が続くもので、一般的にこの種類をうつ病といいます。ちなみに、軽度のうつ病の症状が長期間続く種類を「気分変調症」ともいいます。

 

 

双極性障害

双極性障害とは、「うつ状態と躁状態」の2つの種類を合わせ持つ症状をいいます。

 

そしてうつ状態になると、「気分が塞ぎ込む/何もしたくなくなる/ちょっとしたことで落ち込む」といった症状を発症します。また躁状態になると、「やたらと話しかける/自意識過剰/何に対しても活発になる」といった症状を発症します。

 

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このようにうつ病は「大うつ病」と「双極性障害」の2つの種類に分類されるわけですが…では、より細かいうつ病の種類を取り上げてみます。

 

  • 仮面うつ病=仮面の表情は変わることはありません。仮面うつ病とは、身体的/精神的症状が仮面のように不調を覆い隠している種類の症状をいいます。
  • 微笑みうつ病=内面は典型的なうつ病の症状を発症しているにも拘わらず、他人に心配をかけない/悟られないようにするため、絶えず微笑みを絶やさない種類の症状をいいます。
  • 季節性うつ病=暖かい季節にはうつ病の症状は現れず、寒い季節になるとうつ病の症状が発症する種類をいいます。
  • 難治性うつ病=ありとあらゆる薬を処方しても、まったくうつ病の症状から抜け出すことができない種類を言います。

 

ちなみに上記に明記したうつ病の種類は、それぞれのうつ病の特徴を分かりやすくするため、名称的な言葉で使われているにすぎません(正式名ではない)。

 

うつ病にもさまざまな種類の症状があることが理解できたと思います。

 

 

うつ病の症状によって、さまざまな薬が処方されていた

 

うつ病 種類 薬 処方

 

うつ病にさまざまな種類(重症度)があるように、薬にも用途に応じていろいろなものがあります。

 

うつ病の代表的な薬

  • SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)
  • SNRI(ノルアドレナリン・セロトニン再取り込み阻害薬)
  • NaSSA(ノルアドレナリン・セロトニン作動性抗うつ薬)
  • 三環系抗うつ薬
  • 四環系抗うつ薬

 

ではこれらの薬の中で、もっともうつ病の患者さんに処方される頻度が高い薬:SNRIの働きについて触れてみます。

 

セロトニン/ノルアドレナリンは送り手側→受け手側の神経細胞に神経伝達物質を送り出しているわけですが、ただ単純に送り出しているわけではありません。

 

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実は受け手側が受け取らなかった神経伝達物質を、もう一度再構築して受け取らせる受容体を含んでいるのです。

 

つまりSNRIの薬を処方することによって、より多くの神経伝達物質を増やすことができるのです。(うつ病を発症している患者さんは、この神経伝達物質が減少しているのです。)

 

次に、こうしたうつ病の薬を処方する専門医について触れてみたいと思います。

 

まず専門医はうつ病を発症している患者さんの症状を詳しく診察し、うつ病の薬を処方します。

 

初めは少量の薬から…そして薬の効果/副作用等々を見極めながら、徐々に薬の量を増やしていきます(効果がでるまで)。その後、うつ病の薬の効果を観察しながら…今度は逆に薬の量を減らしていきます。

 

薬の減少…もちろん、それはうつ病からの克服を意味します。

 

しかしうつ病の場合、再発をしやすい病気であることも加味しなければなりません。それ故、うつ病の症状が無くなったからといって、すぐにうつ病の薬を無くすことはできません。

 

どちらにせ信頼のおける専門医によるうつ病の薬を処方してもらうことが、うつ病克服のキーポイントになります。